No. 57

喫茶店の雰囲気が残る「レトロ」な戸建てリノベーション

DATA
  • 建物 木造戸建て
  • 面積 130㎡
  • 築年数 30年
  • 施工費 1100万円
  • 設計期間 2ヶ月
  • 施工期間 2.5ヶ月

お施主様は、30代のご夫婦とお子様一人、そして愛くるしい猫ちゃんという家族構成です。ご要望は大きく4点、「レトロ」な雰囲気を消すことなく「味」のある住まいを作りたい。駐車場がほしい。趣味である自転車が入るストックルーム。そしてセルフリノベーションにも挑戦したい。 以上の要望を元にリノベーションが始まりました。 まずは外壁、レトロな雰囲気を消さないように大きな変更は行いませんでした。傷んでいるところだけを修繕して塗装や防水を行いました。室内の床には「足場板」を採用、壁の一部にも古材など使用。元々あった扉など「味」のある物は再利用する事で「古さ」を生かした「味」のある空間が出来上がりました。 元々喫茶店だった1階の半分を掘り込み駐車場にする事で駐車場を確保。 残りの半分に趣味の自転車などが入る大容量のストックルームを設置する事で玄関から土間続きのストックルームとなり自転車が容易に入れる事ができます。お子様のバギーもそのまま入り子育てにもやさしい空間へとなりました。 キッチンのタイル貼りはセルフリノベーションに挑戦されました。 「家づくりに参加出来た事で家に愛着が持てました」(お施主様) 他にもやってみたいと意欲を持たれていました。 最後に猫ちゃん用の扉を設置するなどご家族みんなのご要望とデザイン性が両立した戸建てリノベーションが完成しました。

POINT

  • 土間続きの玄関収納庫

    玄関を入るとすぐに現れるのが土間続きの玄関収納庫、土間続きにする事でお子様のバギーや自転車などそのまま入れる事ができます。

  • 古材の足場板で作った階段

    古材の足場板を使う事で雰囲気を乱すことなく統一感のある仕上がりになりました。

  • 夫婦で挑戦されたセルフリノベーション風景

    セルフリノベーションでキッチンのタイル張りに挑戦されました。
    ご夫婦二人で共同作業、苦戦されながらも綺麗に仕上がりました。

BEFORE

  • 施工前の1階喫茶店スペースと2階のキッチン

    築30年、大阪市旭区に建つ3階建ての木造住宅です。1階は元喫茶店、2、3階に住居という店舗付き住宅でした。この家が持つ「レトロ」な雰囲気に魅力を感じ購入を決意されました。外壁には、まだ残る喫茶店の看板、室内もどこか懐かしい雰囲気、この「古さ」にはとても「味」があるリノベ最適物件でした。

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