Works リノベーション事例
「おはよう、私。」―いちばん好きな朝をつくる家―
DATA Kさんの家(神戸市)
- 建物
- マンション
- 施工費
- 1,430万
- 面積
- 61.3㎡
- 設計期間
- 2ヵ月
- 築年数
- 49年
- 施工期間
- 3ヵ月
- 家族構成
- ご本人
「どんな暮らしがしたい?」、そして「何を優先する?」。リノベーションをしようと決めた時、どの物件探しでも大切になってくるのが、この2つの大きな“問い”です。駅からのアクセス、築年数、眺めの良さなど、施主さまそれぞれに必須の条件は異なってくるでしょう。
この物件の施主、Kさんはお一人暮らし。家作りをする時、最初に考えたのは「家でどんな気持ちで、どんな時間をすごしたい?」ということでした。「自分の答えは、“毎朝、気持ちの良い気分で迎えたい”。そこから、洗顔は朝の光が届く場所で行いたいとか、窓をあけて家の空気を入れ替える日々の習慣を心地良く続けたいとか、朝の時間にやりたいことが具体的に思い浮かんでいきました」。
そのイメージを軸に物件探しを進め、出会った築50年のマンションは「静かな住宅街に佇むクラシカルな外観。今の時代には建てられないような雰囲気が特に気に入りました」。
“家は仕事の場ではなく、リセットの場”と考えたプランニングでは、RC造マンションのヴィンテージな雰囲気とアンティーク家具の魅力を活かしつつ、自分の好きなものに囲まれて心地よく過ごす暮らしを実現。特に印象的なのは、リビングの中に洗面台を設け、“家の顔”にしたこと。その理由を伺うと、「洗面台って、朝起きて最初に行く場所ですし、帰ってきてからも最初に使う場所。一日を通して何度も立ち寄るからこそ、一番好きなスペースにしたかったんです」といいます。日中はリビングやキッチンの電気を点けず、自然光だけでのんびり過ごせるような工夫も。
朝を気持ちよく迎えたい――。そのシンプルな願いから生まれた、Kさんらしい住まいが完成しました。
Point
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“家の顔”になる、好きなものを詰め込んだ洗面空間
リビングの洗面空間は家の中で一番のお気に入り。「八角形の洗面ボウル、線を揃えて貼ったタイルはこだわり。造作の収納、照明、水栓や金具など、細部にも好みのテイストを詰め込みました」
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玄関土間は、“帰るたびに気持ちが整う場所”
玄関前の広々とした土間には、靴箱兼ベンチを造作。「ブーツなども収納でき、腰かけて靴を脱ぎ履きできるのがポイントです」。古い建具も再利用して、新旧をバランスよく混ぜたデザイン。
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ブティックのようなウォークインクローゼット
ベッドルームに隣接したウォークインクローゼットはハンギング収納が中心で、「服を畳まなくても整う」仕組みを実現。テラコッタカラーが印象的な、毎朝の支度が自然と楽しくなる場所に。
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内と外で色を切り替えた、造作のリビング扉
オーダーで制作した押し開け式のリビングドアは、内と外で色を変えたツートーン仕様。「リビング側は床材と合う、木目を感じられる仕上げ。玄関側は空間を締めてくれる黒寄りのネイビーです」
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使いたい照明とタイルで明るく演出したトイレ
トイレの床には、フランス・プロヴァンス風のクッションフロアを採用。「取り付けたかったランプが似合うように色柄を決めました」。空間全体で「遊びと抜けのバランス」を意識したそう。
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キッチンを彩るニュアンスカラーのタイル
グレーがかった白のタイルで壁面を仕上げたキッチンは、食器や植物の色をきれいに引き立てます。「日常の料理や家事が、お手入れも含めて楽に行える機能的なところが気に入っています」
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