No. 86

「和×バイク×猫」の古民家リノベーション

DATA
  • 建物 戸建て
  • 面積 156.8㎡
  • 築年数 不明
  • 施工費 2460万円
  • 設計期間 2ヵ月
  • 施工期間 3ヵ月
  • 家族構成 ご夫婦+猫2匹

「おばあちゃんの家のような一軒家に住みたい!」との夢があったU様ご夫婦。実はG-FLATに出会って初めて「中古物件を買ってリノベーションでマイホームをつくる」という選択肢を知ったそう。「古くて味わいある家に住みたいけど、そのままではなくて自分たち仕様にしたい!と思っていたのでドンピシャでした」。そうして出会った今の家は、お庭や縁側があったことや玄関横の格子の雰囲気に心を掴まれて即決。昔ながらの引き戸や縁側はそのまま残して、それらを活かせるような間取りや自然素材を取り入れています。「古民家の特徴を活かしながら、自分たちの暮らしや好きなものを融合させた家をつくることができて、リノベーションてすごいなと思います。」
旦那様の「リビングの中心をみんなでワイワイ囲めるような堀にしたい」という想いで生まれた場所は、「しょっちゅう友人たちが遊びに来ては、自分の家のようにゴロゴロとくつろいでいます笑」と憩いの場に。最近はお庭のお手入れや家庭菜園の準備も始めているそうで、奥様念願の「育てた野菜で作った朝ごはんやお茶タイムを、夫婦や友人たちとお庭で楽しみたいんです!」という休日ももうすぐやってきそうです。

POINT

  • 既存の引き戸の際立つ魅力

    家の中の至る所にある昔ながらの引き戸や格子。「こういう雰囲気いいね!」と訪れる人が思わず口にしてしまう、日本家屋ならではのレトロな魅力。寝室のお宿のような雰囲気には、感嘆のため息が出るほど。

  • 手入れも眺めるも土間にて

    元々あった和室を玄関とひと続きの土間にして、旦那様の愛車専用スペースに。格子とのバランスが、渋さを感じる大人な雰囲気を醸し出しています。

  • ご夫婦で挑戦したセルフ塗装の壁

    寝室のベッド傍のたて壁は、U様ご夫婦が施したセルフ塗装。黙々と作業をするうちに夢中になった奥様。旦那様曰く「楽しみに帰宅したら、僕の分はほんの気持ち分残されていただけだった笑」と家づくりの過程がそのまま思い出に。

  • ケンカの後のこもり棚

    リビングのキャットウォーク。2匹の猫たちがケンカをしてモメた後、どちらか1匹がしばらくじっとひきこもる1番上の棚。拗ねたりクールダウンしたりと、猫たちにとってもなくてはならない場所になっているようです。

  • 今日も誰かの特等席

    おふたりが思い描いていた縁側のある家。そこは猫ちゃん2匹にとっても居心地の良い場所。いつも誰かがこの赤い座布団でくつろいでいます。既存の趣はそのままに、本当におばあちゃんの家のよう。

  • 古民家再生リノベーション賞を受賞

    このリノベーション事例は、一般社団法人リノベーション協議会主催の「リノベーションオブザイヤー2020」で未来性を感じる事や空き家対策にもつながり地域社会に貢献できるとして「古民家再生リノベーション賞」を受賞しました。

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