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「段差のある空間」の魅力とは?活用方法や後悔をしないポイント

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「段差のある空間」の魅力とは?活用方法や後悔をしないポイント

家づくりを考える際に「家族の繋がりを感じながらも、ほどよいプライベート空間を確保したい」と思う方も多いのではないでしょうか。

そんな希望をかなえるのが、同じ階層の中で段差を使って空間を分けるテクニックです。段差があることで、空間の繋がりを感じさせながらも用途ごとにゾーニングできるため、限られたスペースを効率的に活用できます。

この記事では、段差のある空間の特徴や魅力、実際の活用方法をご紹介します。

設計時に押さえておきたいポイントも解説するので、空間を有効活用したい方は、ぜひ参考にしてください。

空間に段差を設けることの魅力

「段差を設けた空間」とは、同じフロアであっても、床の高さが異なる空間のことを指します。わかりやすくいえば、ダウンフロアや小上がり空間、スキップフロアなどのことです。

これらの空間が持つ魅力とは、どんなものなのでしょうか。

空間を段差で区切ることのメリットを、見ていきましょう。

空間の広がりが増す

個室のような壁や扉がなくても、段差で区切られた空間には「別空間」を認識させる効果があります。

視界を遮る壁や扉がないことから、圧迫感や窮屈感を感じにくく、個室が増えても住まいに広さを感じられるでしょう。

生活にメリハリをつけやすくなる

天井が低く感じられる小上がりやスキップフロアではおこもり感を、視線が下がるダウンフロアでは、落ち着きを感じられます。

平面の空間では感じられないスイッチの切り替えができるため、空間に段差を設けることで、リラックスタイム・趣味や仕事に集中したい時間など、生活にメリハリをつけやすくなるでしょう。

用途別に空間を分けながらも家族の繋がりを保てる

段差でゆるく分けられた場所は、ドアや間仕切りがないことから、そこと繋がる空間で過ごす家族の気配を感じられます。

家族の繋がりとプライバシーの両立ができるため、「一緒にいる安心感」と「自分だけの時間」を同時に楽しむことが可能です。

ダウンフロアと小上がり・スキップフロアの特徴と活用方法

空間に段差をつくるスタンダードな方法は、ダウンフロアと小上がり、スキップフロアの3つです。それぞれの特徴や活用方法を見ていきましょう。

ダウンフロア

ダウンフロアは、床を一段下げることで視線が低くなるため、安心感や落ち着きを感じられます。そのためリビングスペースに設けることが大半です。またダウンフロアの段差を背もたれとして活用することもできます。

ローソファーやこたつ、ローテーブルなど、背の低い家具と相性が良いため、床に座ってリラックスしたい方におすすめの間取りです。

小上がり

小上がりは床を一段上げて作る空間です。畳スペースとして設けられることが多いですが、最近ではフローリングの小上がりも増えています。

小上がりの段差空間は、子どもの遊び場としたり腰掛ける場所として活用したり、あるいは畳であればお昼寝スペースに活用したりと、様々な使い方ができます。また、床下に引き出しを設けることも可能です。

家族それぞれが過ごす場所として、収納スペースとして。小上がり空間は、一石二鳥の使い方ができます。

スキップフロア

スキップフロアとは、一般的には「階段の踊り場部分」に設けられた空間のことをいいます。最近ではロフトを含め、空間を上下に区切る手法を、すべてスキップフロアと呼ぶこともあるようです。

スキップフロアは他の空間より高い位置にあることが多いため、隣接する空間とは別空間であることを強く感じさせる効果があります。そのため趣味部屋やミニ書斎、セカンドリビングなど「家族と少し距離を置きたい」「集中したい」というときに重宝します。

限られた空間で個室や趣味の空間がほしい、と考える方におすすめのアイデアです。

空間に段差を設ける際に後悔しないためのポイント

空間に段差を設けたものの、後悔や失敗が残ってしまっては、残念ですよね。

ここからは、空間を段差で区切る際に気をつけたいポイントをご紹介します。

空調効率やニオイ・音のつつ抜けを考慮する

段差のある空間は隣接する空間と繋がっています。そのため空調の効率が下がったり、それぞれの空間の音やニオイが伝わりやすくなったりすることも。

サーキュレーターを活用して空気の流れを整えたり、窓の位置を考慮したプランニングを取り入れたりすることで、空調やニオイ、音などの問題を解決できます。

将来を見越して計画をたてる

空間に段差を設置する際は、家族構成やライフスタイルの変化を見越して、長期的な視点で設計プランをたてることが大切です。

たとえば、キッズスペースとして小上がりやスキップフロアを設けた場合、わが子が思春期を迎えると完全な個室を欲しがり、これらの空間を使わなくなるかもしれません。

また、年齢を重ねると段差の上り下りがつらくなったり、つまずいたり転倒したりするリスクも高まります。赤ちゃんがいる家庭では、段差から転落することもあるかもしれません。

将来の使い方も見越して計画をたてることで、段差を設けた空間が無用になったりケガをしたりする可能性を減らせるでしょう。

掃除方法を検討しておく

段差を設けた空間は、段差がある分、掃除の手間も増えます。

段差の隅の部分に落ちているゴミを取り除く方法や、ロボット掃除機を活用している場合は代替え方法などを、検討しておきましょう。

たとえばフロアモップの使用や、段差でも持ち運びがしやすい軽い掃除機などを導入することで、ダウンフロアや小上がり、スキップフロアの掃除の負担を減らせます。

段差のある空間の事例

ここからは、ダウンフロアと小上がりのある住まいの事例をご紹介します。

ぜひ、段差のある空間づくりをする際の参考にしてください。

趣(おもむき)のある日本家屋をリノベーションした事例です。リビングにダウンフロアを設け、そこにこたつを設置しました。まったりくつろげる、心地の良い空間が完成しました。

この事例を詳しく見る 

 


こちらはリビングに小上がりの畳空間を設けた事例です。小上がり空間の一角に室内窓を設置したことで、より別空間の印象とインテリア性がアップしています。

この事例を詳しく見る 

空間に段差を設けることで暮らしの豊かさが増す

ダウンフロアや小上がり、スキップフロアなど、空間に段差を設けることで、デザイン性と実用性を兼ね備えた空間づくりが実現します。家族との繋がりを大切にしながらも、それぞれが自分の時間を持つことができ、生活にメリハリが生まれるでしょう。

G-FLATでは施主様のライフスタイルやご予算に寄り添いながら、心地よい住空間の実現を目指しています。空間を有効活用できる住まいづくりや、暮らしを彩るこだわりの空間をお考えの方も、どうぞご相談ください。

一緒に、理想の住まいを形にしていきましょう。

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