見せる収納のポイントと事例！収納におしゃれ＆使い勝手の良さを取り入れよう
「見せる収納」はおしゃれで機能的な家に欠かせません。
しかしいざ実現しようとすると、「散らかった物が丸見えなだけ」「余計に雑多な雰囲気が増してしまった」ということも少なくないでしょう。
見せる収納は暮らしを豊かにするリノベーションのプランニングにおいて、大切な要素です。
そこでここでは、これから見せる収納を実現したい方・リノベーションで見せる収納を取り入れたプランニングを行いたい方向けに、
- 見せる収納のポイント
- 見せる収納でおしゃれ＆機能的な家作りを実現した事例
について、ご紹介します。
「見せる収納」をおしゃれに＆便利にするポイント
見せる収納はおしゃれな見た目はもちろん、収納スペースとして使いやすいことが大切です。
「作って良かった」と思えるよう、見た目＆機能性に長けた見せる収納のポイントについて見てみましょう。
「見せる収納」の方法を知る
見せる収納の方法として、棚に物を並べるやり方を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
棚に食器や本などを並べるのは見せる収納の王道であり、取り入れやすいやり方と言えます。
しかし見せる収納には棚に置く以外にも、壁にひっかけたり天井から吊るしたりする方法があります。置くものや見せる収納を取り入れたい場所・置くものによっては、棚を活用する以外の見せる収納も柔軟に取り入れると良いでしょう。
「見せる収納」全体をインテリアの一部として捉える
見せる収納は、収納スペースであり空間の一部です。そのため、インテリアとの調和は無視できません。
収納するものをただ見せるだけでなく、見せる収納をする棚のデザイン、棚を設置する壁の壁紙や一緒に置く小物類などにも気を配ることで、収納としての機能と見た目の両方が良くなります。
「見せる収納」を設置する場所について考える
見せる収納を設置する場所についても、注意が必要です。
たとえばおしゃれな見せる収納ができたとしても、視界に入りにくい位置に設置しては、見せる収納をインテリアの一部として活かすことが難しいです。
目につきやすい場所といってもそこに手が届きにくければ、見せる収納の「収納」としての価値が薄れてしまいます。
このことから、見せる収納を正しく機能させるには設置場所をよく検討しましょう。
使用頻度の高いものは取り出しやすい工夫を
使用頻度の高いものに見せる収納を取り入れる場合は、「取り出しやすさ」も重要です。
手が伸ばしやすい位置に見せる収納を設ける、使う機会が多いものは手前の方に置くなど、手を伸ばしてすぐに届くよう工夫をしましょう。
見せる見せないに関わらず、収納は「使いやすい高さ」を意識することも大切です。使用頻度が低いものや子どもが使うものは下の段、使用する機会が多く大人が使うものは上の段にするなども、取り出しやすさを意識した工夫と言えます。
同種類でまとめる
見せる収納をより美しく実現するには、置くものに統一感を出すことを忘れないようにしましょう。
統一感を出すためには、しまうものを同種類・同色でまとめるのがおすすめです。
まとまりのある見せる収納は、1つの作品として空間のフォーカルポイントにもなります。
高さのバランスを揃える
見せる収納で見栄えをよくするには、収納物の高さも重要なポイントです。
見た目がきれいになる高さのバランスは、均一に揃えるか三角を意識すること。すべて同じ高さで揃えるのが難しい場合は、端から順に背を低くしていったり、真ん中だけ背の高いものを配置してみたり。どのような形でも良いので三角形の高さのバランスを作ってみましょう。
ぎゅうぎゅうに詰めない
見せる収納に「収納」としての機能を求めすぎてしまった結果、もので溢れている……といったことも珍しくありません。インテリアを美しく見せる条件において、余白は欠かせない要素です。
上下共に、適度に空間を残してものを配置するよう意識してみてください。
リノベーションに「見せる収納」をプラスした事例
リノベーションの際に、見せる収納を取り入れたプランニングをご希望される施主様は多いです。そこでここからは、見せる収納を取り入れたリノベーションの事例についてご紹介します。
見せる収納を実践したい人はもちろん、リノベーションの収納計画に悩んでいる人も、参考にしてみてください。
コーヒーコーナーを見せてカフェ風の雰囲気に
こちらはキッチン背後の壁に設置された、見せる収納スペースです。趣味のコーヒーに関わるアイテムを並べています。
壁のデザインにサブウェイタイルを取り入れることで、見せる収納をしている場所だけでなく、部屋全体が外国のカフェ風の雰囲気に。コーヒーアイテムの魅力度も増し、眺めるのも使うのも楽しい見せる収納が完成しました。
カラフルな絵本をインテリアの一部に
こちらの施主様宅ではキッチンカウンターで絵本に見せる収納を取り入れています。キッチンカウンターはデッドスペースになりがちなため、収納場所として設計をするのはとても賢いアイデアです。
加えてキッチンカウンター収納は子どもの目線の高さになります。絵本の見せる収納として、これ以上ないほどぴったりな場所と言えるでしょう。
絵本を持ったら、隣にある小上がりの和室で読書開始。本を手に取ってすぐにリラックスして読める間取りの工夫も、こちらの施主様宅の魅力の1つです。
「見せる」と「隠す」の両方を叶えた収納
こちらの施主様宅は、キッチンカウンター上部の吊り戸棚を見せる収納でプランニング。食器を手に取る際に扉を開閉する必要がなく、手間を省きながらおしゃれな食器を見せることができます。さらに、キッチン内部の目隠しにもなるため、一石三鳥の見せる収納です。
見せる収納の魅力がすべて詰まった、素敵なキッチン収納が実現しました。
「見せる収納」で空間をおしゃれに有効活用！
見せる収納はインテリア性をアップさせる収納方法です。
リノベーションの収納プランに取り入れることも多く、開閉の必要がないことや空間を有効活用できることなど、機能性にも長けています。
見せる収納をうまく取り入れたリノベーションを検討している方は、ぜひ、弊社G-FLAT株式会社までご相談ください。施主様が見せる収納に望むことを実現し、その機能を活かせるプランニングをご提案いたします。
見せる収納を取り入れたステキな家作りを、一緒に目指していきましょう。
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