建て替え＆リノベーション！費用差やメリットデメリットの比較
建て替えとリノベーション、どちらも家をほとんど1から作り直すことが可能です。
しかし両者には違いがあり、メリットデメリットにも差があります。どちらが良いかは、予算や人それぞれのこだわりによって異なるものでしょう。
そこでこの記事では、建て替えとリノベーションの違いについてご紹介します。
家作りに関して迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
建て替えとリノベーションの違い
建て替えとリノベーションの違いは、わかりやすく言えば躯体を残すかそうでないかの差です。
建て替えは骨組み部分もすべて解体し、まっさらな状態、つまりほとんど1から家を作り直すことを指したものです。
一方でリノベーションは、柱や梁といった建物の骨組みや土台となる部分を残した上で、家作りを行います。
このように、「家を作り直す」という点においては両者とも変わりはありませんが、作り直すスタート地点が違うと言えます。
建て替えとリノベーションの費用差
家を作り直すにあたり、建て替えとリノベーション、どちらにしようか迷う人も多くいることでしょう。
2つを比較検討した時、真っ先に考えるのが費用差ではないでしょうか。
どちらも規模や広さによって差はありますが、建て替えの場合は平均費用が3,055万円とされています。
（参照：国土交通省住宅局「令和2年度住宅市場動向調査報告書」）
一方で、弊社G-FLATでは戸建てのリノベーションを行った場合で、1,500～2,000万円台が目安です。
両者を比較すると、費用負担はリノベーションの方が軽いと言えるでしょう。
建て替えのメリット・デメリット
費用面以外にも、建て替えとリノベーションには違いがあります。
それぞれのメリットデメリットを見て、どちらの方が自分たちのライフスタイルに合っているかを判断してみましょう。
まずは建て替えのメリットデメリットから解説します。
メリット1．間取りにとことんこだわれる
建て替えの場合、柱もすべて取っ払った状態で家作りをスタートさせます。そのため、間取りの自由度が高いと言えるでしょう。
もちろんリノベーションでもスケルトンにして間取りのこだわりを実現することや、家全体を大幅に変更することは可能です。ただし構造上どうしても抜けない柱が存在するケースもあります。
メリット2. 基礎から強化ができる
基礎の強化ができるのも、建て替えのメリットの1つです。建て替えの際には地盤調査・必要であれば改良を行ってから家を作り直していきます。
メリット3. 新築同様の家が手に入る
基礎から改良できることを考えると、ほとんど新築とも言えるのが建て替えの良さです。腐食した柱、傷んでいた土台などもすべて新しくできます。
ただし「リノベーションでは柱や土台の変更がまったくできない」というわけではありません。必要に応じて対応ができるため、この点においてはリノベーションと共通のメリットと言えるでしょう。
デメリット1．費用が割高
建て替えはリノベーションに比べて費用が高くなってしまいがち。新築購入とほどんと変わらないことも、少なくありません。
デメリット2．工期が長い
工期が長い傾向にあるのも、建て替えのデメリットの1つです。建て替え中は別の住まいに仮暮らしをしなくてはならないため、その分の家賃費用もかさみます。
デメリット3．住宅の立地によっては建て替えができない
建て替えができる家の条件は、限られています。たとえば家の敷地のどこも、道路に面していない家。面していたとしても道路の幅が4ｍ未満であったり、面している土地が2ｍ未満であったりすれば、建築基準法で定められた「接道義務」を果たしていないため、更地にして建て替えをすることが困難です。
リノベーションのメリット・デメリット
続いて、リノベーションのメリットデメリットについても見てみましょう。
メリット1. 工期が建て替えよりも短い
フルリノベーションを行った場合でも、その工期は建て替えよりも短い傾向です。そのため仮住まいの家賃の節約に繋がります。
メリット2. 本来の家の持ち味を活かせる
リノベーションの場合、どこを残してどこを新しくするのか、施主様の意志で判断できます。元の家に思い入れがあったり、お気に入りの建具や柱などがあったりすれば、既存利用をして新しい住まいに活かすことも可能です。
メリット3. 費用を抑えて希望の家・立地が実現できる
リノベーションの大きな魅力と言えるのが、躯体を残したり既存利用をしたりすることで「家作りそのものにかかる費用を抑えられる」という点です。
そのため交通や生活の便が良く比較的土地代が高価な場所でも、選択肢に含めやすくなります。
メリット4. マンションにも対応ができる
建て替えは戸建てのみしか行えませんが、フルリノベーションはマンションにも対応ができます。
建物の外観や窓の位置を変更することはできませんが、理想の間取りを実現することは可能です。
デメリット1. 地盤の強化には限界がある
リノベーションは躯体を残して工事を行う、という性質上、地盤の強化は建て替えほど柔軟には行えない可能性があります。
しかし建物の柱を強化したり家を補強する筋交いを加えたり、といった耐震性を向上させるための工事は可能です。
物件探しから一緒に行ってくれるリノベーション会社を探し、内覧時にどのような耐震対策ができそうか、相談しながら見て回ると良いでしょう。
デメリット2. プランニングによっては高額になる
費用を抑えやすいリノベーションであっても、プランニングにとことんこだわったり広さがあったり、高価な内装材料を使用したりすれば、高額になってしまうケースもあります。
予算と理想のバランスを取りながら、プランナーと話し合いをすすめることが大切です。
リノベーションで理想の家を手に入れた事例
理想の生活スタイルや立地など、住まいに求めるポイントは人それぞれ違うもの。それを予算内で抑えるためには、寄り添ってくれる建て替え・リノベーション会社の存在が欠かせません。
弊社G-FLAT株式会社は、「こだわりが詰まったリノベーション」の実現を得意としています。
施主様と二人三脚で作り上げたリノベーションの事例をご覧いただき、ぜひリノベーションに対して前向きな検討をしていただけたら幸いです。
戦前に建てられた古民家のリノベーション
こちらの施主様宅は戦前に建てられた古民家を、リノベーションで趣きのある家へと変化させたものです。
食事スペースもダイニングテーブルや縁側のちゃぶ台テーブルなど、気分や天気で選べるようにしたり、母屋とは別にプライベートな時間を過ごすために元々あった離れを活用したりと、費用を抑えながら思い描いた暮らしを実現しました。
グリーンがいっぱいのカフェ風ハウス
こちらの施主様宅は、数年前に弊社G-FLATがリノベーションをお手伝いしたお家です。現在は画像のように、緑がたっぷりなカフェ風の住まいに変化をしたそう。
動線にこだわった間取り、心地良いワークスペース、躯体を見せるように工夫をした天井など、予算内で取り入れたい要素をぎゅっと詰め込めるプランニングを行い、理想の家作りをリノベーションで叶えました。
光と開放感が魅力のリノベーション
屋内にいながら光がさんさんと降り注ぐ家。そんな理想を実現したのが、こちらの施主様宅です。
リビングの一部を吹き抜けにして、窓と天井両方から光が差し込むようにプランニング。ヘリンボーンの床を用いて木の存在感を強調することで、屋内にいても自然の豊かなイメージが浮かぶ、開放感あふれる家へと変化しました。
建て替えとリノベーションで迷ったらまず相談を
建て替えとリノベーション、それぞれに良さがあるため迷ってしまう人も多いことでしょう。
判断に悩んでしまう場合は、まず、プロに相談をすることが大切です。
G-FLATでは施主様の希望を汲み取り、最適なプランをご提案します。ぜひお気軽にご相談ください。
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