「戸建住宅を購入後はどんな維持費がかかるの?」
特に、中古戸建+リノベーションとしてマイホームを購入する場合、リノベーション会社や中古戸建の選び方次第では維持費が余計にかかる可能性があるため、注意が必要です。
ここでは、
◆戸建て住宅の購入後にかかる維持費
◆中古戸建+リノベーションでマイホームを購入する際の、維持費を抑えるポイント
について解説します。
今回は、マイホームの中でも戸建て住宅の維持費についての解説です。マイホーム購入後にかかる維持費を事前に確認して、充実したマイホームライフを過ごしましょう。
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<目次>
マイホーム購入後にかかる維持費は?
固定資産税
都市計画税
修繕費・設備交換費用
損害保険料(火災保険、地震保険)
マイホーム(中古戸建+リノベーション)の維持費を抑えるポイント
戸建てリノベーションの実績が豊富なリノベーション会社を選ぶ
中古戸建の購入時、ホームインスペクションをしておく
修繕計画をしっかり立てる
修繕が必要になったら早めに対処する
まとめ
マイホーム後にかかる維持費は?
マイホーム購入後にかかる維持費は、以下の4種類です。
ここでは、各費用の特徴や費用の目安などを解説します。
固定資産税
固定資産税とは、毎年1月1日の時点で、土地や建物などの固定資産を持っている人に課税される税金です。
課税の対象期間は、地域によって以下2つのパターンがあります。
・1月1日~12月31日(主に関東地方)
・4月1日~3月31日(主に関西地方)
固定資産税は、各市町村から届く納税通知書をもとに、一括または4回に分けて納税します。
分割で納税する場合、地域によって支払月が変わりますが、当サイトを運営しているG-FLATがある神戸市では4月・7月・12月・翌年2月です。
固定資産税の計算方法は、課税標準額×1.4%です。課税標準額とは、税額を計算するために使用する数字で、物件の所在地や建物の材質などによって変わります。
例えば、課税標準額が1,000万円の建物の場合、固定資産税は年間14万円で、月額にすると約1.1万円です。
都市計画税
都市計画税とは、
◆道路
◆公園
◆下水道
の整備など、優先的に市街化を行う必要がある地域の、土地や建物に課税される税金です。ちなみに、市街化が必要な地域のこともしくはもうすでに市街化されている地域を「市街化区域」と言います。
都市計画税は、毎年1月1日時点で市街化区域に土地や建物を持っている人に対して、固定資産税と一緒に課税されます。
都市計画税の計算方法は、課税標準額×0.3%です。
例えば、課税標準額が1,000万円の建物の場合、都市計画税は年間3万円で、月額にすると2,500円です。
また、市街化区域ではない地域や市街化調整区域などの土地や建物であれば、都市計画税は課税されません。
修繕費・設備交換費用
マイホーム購入後の維持費として、修繕費や設備交換費用も考えておく必要があります。
中古戸建+リノベーションの場合は、設備を新しくするため、しばらくは修繕の必要はないでしょう。しかし、修繕費はいつ必要になるか予想できないため、マイホーム購入後にコツコツと積み立てておくと安心です。
修繕費用は住宅によって異なるため、ここでは各設備の交換時期やメンテナンス時期の目安を解説します。
設備交換時期
給湯器、お風呂などの水回り…10年~15年
窓やドアなどの開口部…20年~30年
浄化槽…30年
メンテナンス時期
屋根…5年~10年
外壁…10年~20年
ちなみに、屋根や外壁の耐用年数は、材質によって異なりますが約20年~40年です。メンテナンスをしっかりしていないと耐用年数が短くなる可能性もあるため、定期的にメンテナンスをしましょう。
損害保険料(火災保険・地震保険)
火災や地震など、万が一の事態に備えておくことも大切です。
火災保険の補償範囲は保険会社のプランによって異なりますが、火災だけでなく、自然災害や事故に対して補償されるものもあります。
火災保険の補償例
◆台風や暴風などの風災
◆台風や豪雨などの水災
◆偶然の事故による損傷
など
また、火災保険では地震や地震による津波は補償範囲外のため、地震保険とセットで備えておくと安心です。
火災保険料や地震保険料は、建物の構造や耐火性などによって変わります。
マイホーム(中古戸建+リノベーション)の維持費を抑えるポイント
ここからは、中古戸建+リノベーションとしてマイホームを購入した際の、維持費を抑えるポイント以下4選を解説します。
◆戸建てリノベーションの実績が豊富なリノベーション会社を選ぶ
◆中古戸建の購入時、ホームインスペクションをしておく
◆修繕計画をしっかり立てる
◆修繕が必要になったらできるだけ早く対処する
戸建てリノベーションの実績が豊富なリノベーション会社を選ぶ
中古戸建+リノベーションとしてマイホームを購入する場合、リノベーション会社選びは重要です。リノベーション会社選びを間違えてしまうと、入居後すぐに大規模な修繕が必要になる可能性があります。
不動産と言っても戸建て、マンション、アパートなど、建物の種類によって構造や工事の内容も違います。戸建てのリノベーションを希望する方は、戸建てリノベーションの実績が豊富なリノベーション会社を選びましょう。
中古戸建購入時のホームインスペクションをしておく
中古戸建をリノベーションしてマイホームを購入する場合、ベースとなる戸建のホームインスペクションを、購入前にしておくことが大切です。ホームインスペクションとは、第三者機関が住宅の劣化具合を調査し、必要な補強工事を確認することです。
外から見て問題がなさそうな物件でも、内部の劣化が進んでいる可能性や、耐震性に問題がある可能性があります。
そのため、予期せぬ段階で修繕費が発生する場合もあるため、購入時にきちんと建物の状況を把握しておく必要があります。
戸建て選びで失敗しないように、第三者の目線で住宅の状態を確認してもらうと、長持ちする住宅選びができて、維持費も抑えれます。
修繕計画をしっかり立てる
修繕費を抑えるためには、
◆修繕のタイミング
◆修繕をどのようにするのか
など、計画的に修繕することもポイントです。
修繕を過剰にすると、必要以上にお金がかかります。適切な設備交換時期やメンテナンス時期など、適切なタイミングで修繕を行うと、修繕費の節約に効果的です。
また、修繕をどのように行うかを考えることも大切です。
例えば、外壁や屋根の修繕は高所での作業になるため、足場を組む必要があります。足場を組むだけでも費用がかかるため、外壁や屋根の修繕をまとめて行うと、修繕費の節約に繋がるでしょう。
修繕が必要になったら早めに対処する
住宅の修繕は、放置しておくほど修繕費が高額になります。
例えば、木造住宅で雨漏りが発生したとします。雨漏りが発生した時点で修繕していれば雨漏りの修繕だけで済むでしょう。
しかし、雨漏りを放置した場合、家全体に湿気が溜まりやすくなり、柱の腐食や、シロアリ発生の原因になります。こうなってしまうと、大規模な修繕が必要です。
修繕が必要になったら放置せず、できるだけ早い段階で対処すると、無駄な出費を防げます。
中古物件を購入する時のポイントについてはこちら
まとめ
マイホーム購入後は、以下の維持費が必要です。
◆固定資産税、都市計画税
◆修繕費、設備交換費用
◆損害保険料
中古戸建を購入する前のホームインスペクションや適切なリノベーション会社選びをすることで、修繕費を最小限に抑えられます。無駄な費用を節約して、素敵なマイホームライフを送ってくださいね。
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