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造作洗面台を作ることで、使い勝手が良くおしゃれな洗面台を実現できます。しかし造作洗面台をつくる際はデメリットも考慮した上で、ポイントを押さえたプランニングが必要です。
この記事では造作洗面台の導入に迷う方に向けて、造作洗面台のメリット・デメリットや設置に後悔しないためのポイントをご紹介します。
造作洗面台の導入事例についても触れるため、ぜひ参考にしてください。
造作洗面台とは、オーダーメイドの洗面台のことを指します。使用する素材、サイズなど細かい部分までデザインができるため、自分に合った洗面台を求める方にぴったりです。
また、市販デザインの洗面台とは違い、デザインにこだわることができます。 「外国風の洗面台にしたい」「ホテルみたいな洗面台が欲しい」と考える方は、造作洗面台で自分だけのデザインを実現してみましょう。
造作洗面台にはさまざまなメリットがあります。メリットの内容を、ご紹介します。
造作洗面台の メリットの1つが、デザインを一からプランニングできる点です。市販の洗面台にもおしゃれな品が増えていますが、細部までデザインにこだわることはできません。
造作洗面台であれば、ボウルや水栓のデザインから鏡の位置、タイルの色など細かい部分まで選択できます。
一般的な洗面台の間口サイズは、600mm・750mm・900mmの3サイズですが、造作洗面台であれば、サイズも自由に設計できます。洗面台を広く作りたい方や、背が高くて低い洗面台が使いづらい方は、視野に入れてみてはいかがでしょうか。
造作洗面台では収納のプランニングも自由にできます。洗面台下の収納をなくしてすっきりさせたり、引き出しのみを設置する収納プランにしたり、といった選択も可能です。
ライフスタイルに合わせて洗面台の設計ができるため、より洗面所が使いやすくなります。
造作洗面台はメリットが豊富ですが、デメリットもあります。その内容を、確認してみましょう。
造作洗面台をつくる際は、材料費やデザイン費、製作費などが発生します。既製品よりも高額になることがほとんどのため、家づくりで造作洗面台を取り入れる方は、予算配分に注意が必要です。
なるべく費用を抑えて作りたい方は、依頼をした施工会社に相談をしてみると良いでしょう。費用を抑えて希望を叶えるプランニングを、提案してくれる可能性があります。
造作洗面台を作るにあたって、デザインの打ち合わせを数回繰り返すことがあります。デザインが決まった後に材料や職人の手配をし、その後に製作に入るため、完成までに時間がかかりがちです。
既製品のように、決めてからすぐに納品はできないため、造作洗面台が完成するまでの期間を依頼時点で確認しておきましょう。
完成まで仕上がりのイメージが把握しにくい点も、造作洗面台のデメリットです。
想像図と仕上がりに相違をなくすためには、依頼をする会社にしっかりとイメージを伝える ことが大切です。デザインが似た洗面台の写真などを交えると、より完成イメージが伝わりやすくなります。
造作洗面台のデザインはさまざまですが、主に以下の3種類のデザインに分けられます。
ベッセル型とは、洗面ボウルをカウンターに置くタイプの洗面台です。洗練されたイメージがあり、コンパクトなデザインも実現できるため、廊下やリビング脇などの「手洗い場」としても取り入れることが多くあります。
埋め込み型は、洗面台にボウルが埋め込まれたタイプです。市販品の多くが、埋め込み型を採用しています。ボウルの縁が腕に当たらないため、使いやすいタイプです。
埋め込み型には天板とボウルがフラットなタイプと、ボウルの縁が天板より高いタイプの2種類があります。
一体型は、天板とボウルが繋がったデザインの洗面台のことを指します。つなぎ目がなくボウルと同じ素材で天板がつくられているため、お手入れがしやすい点がメリットです。
造作洗面台は完成まで使い勝手や仕上がりのイメージを掴みにくいものです。そのため、計画する際は後悔をしないようにポイントを押さえるようにしましょう。
造作洗面台づくりを成功させるポイントについて、解説します。
造作洗面台は高さや奥行き・幅、さらにサイズや収納など、自由に設計できます。使いやすい洗面台を作るために、ライフスタイルに沿ったデザインをしましょう。
たとえば、朝にメイクをする方は、洗面台は横に長い方が便利です。家族が洗面台を使用する横でメイクができるため、朝の洗面所の混雑を防げます。また、洗面所周りの物が多い方は、洗面台の収納箇所を増やしたほうが良いかもしれません。逆にすっきり見せたい方は、オープン収納を候補に入れると良いでしょう。
ライフスタイルに沿ったデザインを検討することで、より使いやすい洗面台が実現できます。
洗面台周りでは、電化製品を多く使用します。コンセントの位置が悪いと、ドライヤーやヘアアイロンなど を使いにくく感じてしまうかもしれません。
また、洗面台周りには洗濯機が置かれることが多くあります。コンセントが、洗濯機によって隠れてしまうことも考えられるでしょう。
洗面台で使用する電化製品に不便を感じず、安全に使用できる場所にコンセントを設置しましょう。
洗面台は毎日使用するため、汚れやすい 場所です。掃除のしやすさも考慮した上で、造作洗面台のデザインを検討しましょう。
ボールと洗面台のつなぎ目はゴミが入りやすい場所です。掃除の頻度が高くない方は、つなぎ目がないデザインを選んだほうが良いでしょう。また、洗面ボウルや水栓の形状、洗面台の高さによっては、水はねが発生する可能性があります。
水はねをしにくい形状のボウルや鏡の位置なども検討し、プランニングすることも大切です。
造作洗面台にこだわりを詰め込めば、その分だけ、製作費・材料費が高くなります。予算内ですべてのこだわりを実現できれば良いですが、予算オーバーが懸念される場合は、洗面台のデザインに優先順位をつけたほうが良いでしょう。
たとえば、使いやすさにこだわるのであれば洗面台を大きくすることに費用を割いたり、汚れにくいコーティングがされた高価なボウルを用いたり。その分、デザインや収納面の費用は抑えることで、予算内で理想の洗面台を実現しやすくなります。
家づくりの際に、暮らしや住まいに合った造作洗面台を希望する方は多くいます。ここからは、リノベーションで造作洗面台を導入した事例について、ご紹介します。
洗面台を手洗い場だけでなく、愛犬のグルーミング場所としても利用することを希望された施主さま宅の造作洗面台です。大きな洗面ボウルを設置したり水汚れに強いタイルを貼ったりして、ワンちゃんのお世話がしやすいように設計しました。
こちらは、お風呂と一体感を出した造作洗面台の事例です。白のタイルが華やかで、清潔感を印象付けます。洗面台下の収納スペースをなくして、すっきりさせたデザインも魅力です。
造作洗面台は、より使いやすく魅力的な洗面所を作りたい方に、ぴったりのアイデアです。デザインや使い勝手など洗面台に求める点を洗い出して、こだわりの造作洗面台を実現しましょう。
G-FLATではリノベーションのお手伝いをしております。リノベーションのプランニングに造作洗面台が含まれることも多く、使い心地のより良い造作洗面台のご提案も可能です。
造作洗面台も含め、こだわりの住まいを実現したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
G-FLAT株式会社は、神戸を拠点に18年目を迎えるリノベーションのプロ集団。リノベーションに最適な物件探しから、プランニング・工事、アフターフォローやインテリアまで、ワンストップでお手伝いしています。
まずは、定期的に主催しているリノベーション勉強会に、あなたも参加してみませんか?リノベーションでの家づくりってどんなことができるの?まずは何から始めたらいいの?どのくらい費用がかかるの?等、基礎からお話しています。
**同業者、不動産業者様の参加はご遠慮ください**
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