廊下はいる?いらない?廊下がない家のメリット・デメリット!

ひと昔前は、玄関を開けて最初に目に飛び込んでくるのは「部屋に続く廊下」が一般的でした。

しかし現在では、玄関を開ければすぐにリビングだったり、廊下を作らずに玄関ホールしかなかったりする家庭も少なくありません。

廊下がない家が選ばれる理由とは、どんなものなのでしょうか。

この記事では、廊下がない家のメリット・デメリットについてご紹介します。

廊下がない家のメリット

部屋同士をつなぐ存在である廊下を、あえてなくす家が増えています。廊下がない家が選ばれる理由とは、どんなものがあるのでしょうか。

廊下がない家のメリットについて、見てみましょう。

部屋が広くなる

廊下がなくなればその分、部屋を広くできます。

廊下の長さは家の大きさや造りによって異なるものです。しかし幅は90cmほどで設計をしているのが一般的。つまり廊下を部屋の一部に組み込めば、90cmの奥行きが生まれる計算です。

廊下がなくなれば空間を間仕切る壁もなくなります。壁と廊下をなくせば、部屋をひとまわり以上広くすることも叶うでしょう。

動線が短くなる

廊下がある場合は、別の部屋に行くには下記のアクションが必要です。

・リビングのドアを開ける→廊下に出る→目的の部屋のドアを開ける

しかし廊下がなくなれば、移動に必要な工程は「リビングのドアを開ける」だけで済みます。動線が短くなるため、部屋間の移動がしやすいのも廊下がない家のメリットです。

廊下ににおいや湿気がこもらない

風が抜ける大きな窓がついていなかったり、空気が流れにくい細い道だったり。廊下は湿気やにおいのこもる条件が整った場所です。

廊下がなくなることで、風の抜け道がつくりやすくなり、においや湿気がたまるのを防げます。

家族の気配が濃くなる

廊下がないことで、部屋と部屋の距離が近くなります。そのため、家族の気配が感じやすいのも廊下がない家のメリットです。

階段をリビングに設置すれば、家族が帰宅をして部屋に行く・外出で家を出る時のどちらでも、顔を合わせることになります。

その結果自然なコミュニケーションが生まれるでしょう。

廊下がない家のデメリット

廊下がない家にはメリットが豊富ですが、デメリットもゼロではありません。廊下がないことで生まれるマイナスポイントについても、知っておきましょう。

常に部屋間を移動しなくてはならない

廊下がない家では、移動は常に部屋を経由しなくてはなりません。

たとえば、入浴の際に着替えを持って行くのを忘れてしまい、バスタオル1枚でリビングを経由して自室に行かなくてはならない、なんてことも考えられます。

キッチンの生ゴミを捨てに庭へ出るには和室の経由が必要、といったこともあるでしょう。

なるべく部屋間への移動をしなくても済むように、間取りの工夫が必要です。

プライバシー問題

廊下がない家では、玄関からリビングの中が丸見えになることもあります。

来客の視線が気になる場合は玄関ホールを広く取ったり、玄関からリビングまでをL字型の間取りにしたりといったプランニングが有効です。

音漏れ・光漏れ

廊下がなくなり部屋同士が近くなれば、家族の距離も縮まります。しかし隣室の音が聞こえてきたり、就寝時に光が漏れてきたりすることが、ストレスになるかもしれません。

隣室と繋がる壁側に家具やクローゼットを設置したり、光が視線に入らない家具レイアウトを検討したりしてみましょう。

冷暖房効率の低下

廊下がなくなり一部屋が広くなれば、その分、部屋を涼しくしたり温めたりするのに時間がかかります。

パワーの強いエアコンが必要になると、エアコン本体の価格と光熱費がアップ。冷暖房の効率を上げるために、窓や玄関の断熱性を向上するプランニングを取り入れるのも、忘れたくないポイントです。

廊下は活用方法が豊富!

廊下は部屋と部屋を繋げる空間です。しかし工夫をすれば、他にもさまざまな活用方法が見えてきます。

たとえば壁に絵を飾ってギャラリー空間にするのもアイデアの1つ。壁紙や絵の飾り方にもこだわることで、小さな美術館のようになるでしょう。

もしくは壁に埋め込むタイプの本棚を設置して、廊下を図書館のようにするのもおすすめです。

下記の記事では、廊下の活用アイデアを複数ご紹介しています。気になる方は、ぜひ、参考にしてみてください。

【参考記事】リノベーションで廊下をもっと便利に!おすすめのアイデア7つ

廊下がない家のリノベーション事例

元々の家には廊下があったものの、リノベーションで廊下をなくしてしまう例も少なくありません。

そこでここからは、G-FLATがお手伝いをしてきたリノベーションの中から廊下がない家を完成させた事例についてご紹介します。

廊下がない家づくりを目指す方は、ぜひ参考にしてください。

玄関を開ければすぐにリビングに繋がる家

こちらの施主様宅は元々、玄関ホールからは長い廊下と階段が続いており、リビング・和室・個室型キッチンで分かれている間取りでした。

しかしリノベーション後は、廊下をなくして上がり框を設置。玄関ホールとリビングを繋げるように、レトロな窓も取り付けています。

玄関ホール右側にある、クラシカルなドアを開くとリビングへ。

和室は廊下同様、リビングの一部として取り込んで、ゆったりとした空間をつくりました。

廊下がない家はプランニングが大事!

廊下がない家にはメリットが豊富ですが、デメリットも存在します。設計も廊下がある家より制限が増え、難易度が高くなることも。

廊下がない家を実現するのであれば、経験豊富な家づくりのプロや信頼できるリノベーション会社に依頼をすると安心です。

G-FLATではこれまで数多くのリノベーションのお手伝いをしてきました。廊下がない家で快適に暮らすためのプランニングについても、お任せください。

一緒に理想の暮らしを叶えましょう。

 

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