リノベーションの出来を左右する階段!意外な役割やプランニングのポイントについて

リノベーションにおいて重要ポイントとなるのが、階段の存在です。 

階段の位置や形状によって、暮らしやすさやインテリアの見た目にも変化が現れます。 

しかしどのような階段が自分たちの家に合っているのか、判断に迷う方も多くいるのではないでしょうか。 

そこでここでは、これからフルリノベーションを検討している方に向けて、階段が持つ意外な役割や、満足できる階段をプランニングするために欠かせないポイントについて、ご紹介します。 

階段の役割=上階と下階を結ぶだけではない

階段は2階に上がるためのもの、と考えていませんか? たしかに階段本来の役割だけを見れば、それが正解と言えるでしょう。 

しかし構造や設置位置に工夫を取り入れることで階段本来の役割に加えて、より広いリビング空間を作れたり光が入って明るい家作りができたり。家族の気配をより身近に感じられるかどうかも、階段によって左右されるケースがあります。 

このように階段の役割は、2階に上がるためだけにあるのではなく、多岐に渡るもの。プランニングに力を入れることで、階段が持つ機能を充分に引き出せます。 

 リノベーションにおいて注意したい「階段作り」のポイント

リノベーションでより良い空間を作るために、階段が間取りのポイントとなる場合があります。では、階段をプランニングするにあたり、どのような点に注視すれば良いのでしょうか。 

ここからは階段作りのポイントについて、解説します。 

安全性

まず階段作りにおいて何よりも欠かせないのが、安全性の問題です。 

すべりにくい材質であること、一段一段の高さや幅、手すりの位置や形など、上り下りに危険が伴わないようにしましょう。 

ちなみにすべりにくい材質なら、カーペットやコルクがおすすめ。木材なら合板よりも無垢材を選択するとツルツルとした足触りが軽減でき、転倒の危険性を抑えられます。  

階段の高さは高齢の方や小さな子どもがいる家庭なら、18cm程が上り下りをしやすいです。また、階段の幅も20〜22cm程がベスト。狭すぎたり広すぎたりすると、つまづいたり転んだりしてしまいます。 

小さな子どもが階段から身を乗り出すことがないよう、手すりも格子状のデザインだと安心です。 

明るさ

壁に囲まれている、もしくは部屋の隅に設けられている階段スペースは、光が入り込まないケースが多くあります。  

階段が暗いと、子どもが怖がって1人で2階に上がれなかったり、足下が見えにくく転倒をしたりする可能性が出てくるでしょう。 

光を取り込むためには、付近の壁や天井に窓を取り付けたりスケルトン階段にしたり。階段の各ステップに照明を設置し足下を照らすのも良いアイデアです。 

形状

階段にはさまざまな形状があります。一般家庭で見かける機会が多いのが、「直階段」と呼ばれるもの。直階段は上階と下階がほとんど一直線で繋がったタイプです。他にも、踊り場から進路が変わる「かね折れ階段」、同じく踊り場でUターンをする形になる「折り返し階段」、回転するようにステップが連なる「らせん階段」などがあります。 

間取りによって階段のベストな形状はそれぞれ異なるもの。階段を「どのように見せたいか」「上階と下階を結ぶ以外にどのような役割を持たせるか」「安全に上り下りできるか」をよく考慮し、さらに予算とのバランスも見ながら、正解に近いタイプを導き出しましょう。 

装飾性

近年のリノベーションでは、階段に遊び心を加えるケースも少なくありません。とくにリビングに階段を設置する場合は階段もインテリアの一部となるため、装飾性を持たせたいところです。 

階段をおしゃれに見せるには、手すりのデザインや色、ステップ部分の素材にこだわるのが効果的。さらに蹴込み板(階段のステップとステップを繋ぐ板)がないスケルトンタイプにすると、階段のイメージがより開放的なものになります。蹴込み板を取り付ける場合は、各段ごとに色違いにするとおしゃれで明るい雰囲気が増すでしょう。 

また、両サイドが壁に囲まれた階段なら、壁の色に遊びを加えるのも良い方法です。 

このように階段をおしゃれにするアイデアはたくさんあるため、事前のリサーチでご自身のイメージを固めておくと、プランニングがスムーズになります。 

リノベーションで取り入れたい!階段スペースを有効活用した事例

弊社G-FLAT株式会社は、数々のフルリノベーションをお手伝いしてきました。 

これまでにたくさんのアイデアを提案し続けてきた結果、理想以上の階段スペースが実現したと喜んでいただいた事例も多々あります。 

そこでここからは、階段スペースにこだわりを詰め込み、「上り下りをする」以外の役割を持たせることができたリノベーションの事例についてご紹介します。 

階段下デッドスペースを収納場所に

こちらの施主様宅では、階段下のデッドスペースを収納にあてました。たくさんの靴をずらりと並べ、姿見も近くにセット。お出かけ前に、全身コーディネートのチェックにぴったりの場所です。 

階段の材料には無垢材を使用しており、素足に伝わる感触は柔らかく温か。そのため施主様にとっても「温かさと頼もしさを感じる、家の中でお気に入りの場所」だそうです。 

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階段を「家の顔」にした事例

見上げると思わず感動の声が漏れてしまうような、デザイン性抜群の階段。それがこちらの施主様宅の階段です。 

蹴込み板部分に描かれたキリンは、施主様のご友人による作品。背景の淡くて優しいアースカラーとよくマッチし、インテリアのメインとも言える階段になりました。 

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階段がお絵かきスペースに

こちらのお宅の階段スペースは、壁に黒板シートを採用。お絵かきができるスペースになっています。 

お子さんが自由に楽しむのはもちろん、帰ってきてすぐに部屋に向かってしまう我が子にメッセージを残す、といった使い方も可能です。明るい色の黒板シートを選ぶことで、何も描かれていなくてもリビングのアクセントになっています。 

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階段の位置を変えられるのはフルリノベーションならではの魅力

階段のデザイン変更をする程度であれば、部分リノベーションで対応ができます。しかし設置場所や形状を大きく変えられるのは、フルリノベーションならではです。 

階段の位置や見た目が変わることで、生活動線が改善されライフスタイルにも変化が現れるでしょう。 

ぜひフルリノベーションをご検討されている方は、階段のプランニングにも力を入れてみてください。また、フルリノベーションで不安なことやわからない点があれば、G-FLATにお気軽にご相談ください。 

ステキなリノベーションが実現するよう、スタッフ一同、お手伝いいたします。 

 

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