戸建リノベーションとマンションリノベーションの違い

今から中古物件を買ってリノベーションをしようと思った場合に戸建てにするかマンションにするか迷われている方が多くいます。
そういった方の為に戸建てとマンションそれぞれをリノベーションする場合の特徴をお伝えしたいと思います。

①マンションの方がリノベ費用を抑えられるケースが多い

戸建に比べてマンションの方がリノベーション費用を安く抑える事ができる場合が多くあります。
それは、単純にリノベーションの工事をする範囲が大きく変わってくるからです。まずマンションの場合は共用の部分は当然ですが、玄関扉やサッシ（窓）などは工事できないケースがほとんどです。工事できる範囲は専有部といわれる室内に限られてきます。
逆に戸建ての場合は建物の室内に限らず外壁や屋根、お庭や駐車場に至るまで敷地内であれば基本的には自由に工事できるのがほとんどです。
このように工事できる範囲が大きく変わる事から単純にリノベーション費用だけを比べたらマンションの方が安くなるケースが多くあります。
ただし、マンションは工事できる範囲が狭くなる分、共用部の部分は自分の好きなように変えられないという事になりますので、場合によってはデメリットと感じられる方もいます。

②自由度が高いのは戸建て

先ほどの①でも少し触れましたが、マンションの場合は共用部は工事できません。その為に、リノベーションをする上で多少の制約がかかってくるケースがあります。
しかし戸建ての場合は「専有部」「共用部」といった制限がないので自由にリノベーションすることができるという事で戸建てリノベーションは自由度が高いと考えています。
戸建の場合はマンションにはできない、増築や吹き抜け、窓の位置を変えたり玄関扉を変える事も出来たりします。
自由に自分仕様の住まいをつくるのであれば戸建ての方がおすすめかもしれません。

③戸建てはリノベ会社の高い技術力と経験が求められます。

戸建リノベーションはマンションリノベーションに比べてリノベ会社の高い技術力や経験が必要になってきます。
それは、「躯体」と言われる構造体を工事をする必要があるか、無いかで大きく変わってきます。
マンションの場合は「躯体」は共用部になる為に一般的には工事できない範囲になります。しかし戸建ての場合は「躯体」も含めて工事する場合が多くあります。
「躯体」を工事する場合は「構造計算」といった家の強さを計算する必要がでてきます。そいった部分は高い専門知識が必要になります。
戸建でリノベーションをお考えの場合は、必ず戸建ての経験が豊富で「構造計算」といった事ができるリノベーション会社に依頼するようにしましょう。

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