リノベーション後はいつまで住める? 改築した家の寿命や家を傷める原因

リノベーションで新しい住まいを手に入れたいと思うものの、気になるのは「寿命」。 

元々古い家を見た目だけ新しくしたところで、住めるのは10数年程度なのでは…と心配する方も多いのではないでしょうか。 

リノベーションは住まいを新しくするだけでなく、「家の寿命を大きく伸ばす」という役割も担っています。 

そこでこの記事では、リノベーションを行うことで寿命がなぜ・どれほど延びるのか、リノベーション後に家の寿命を縮めてしまう原因とは何かを、リノベーションの事例を含めてご紹介します。 

木造住宅の寿命

中古物件を探していると、不動産屋から「木造住宅の寿命は22年です」なんて話を聞くことがあります。しかし22年経てば一切住めなくなる、というわけではありません 

この22年という数字は、あくまで法律上の耐用年数です。22年を過ぎれば、法律上では建物の価値がなくなった、と判断されます。 

実際の木造住宅の寿命は、建物の部位や建てられた環境・工法、どのようにメンテナンスを行ってきたかで異なります。

リノベーション+中古住宅で住める年数

リノベーションを検討する際に懸念となりがちなのが、「外観だけ新しくしても、土台や基礎の経年劣化は変わらない」「そのため寿命が伸びる、といっても微々たるものなのでは」という点ではないでしょうか。 

結論から言うと、戸建てであれば土台や基礎となる部分のリノベーションも可能です。柱や木材が傷んでいるのであれば交換、もしくはボルトを使っての接ぎ木などの補修をします。基礎であるコンクリートのひび割れ・ひずみなどもあれば直し、より強固にできます。 

その結果、築年数が経過した家でもリノベーションをすれば80年、100年と住むことだって可能です。しかしこの数値もやはり、リノベーション後に適正なメンテナンスを行った場合に限るもの。いくら土台や基礎を強くし外見をきれいにしても、メンテナンスを怠たれば、元々の立地や住まいの環境にもよるものの劣化スピードは幾分か早まります。 

また、リノベーションで家を一新して寿命を伸ばしたとしても、設備は家の土台や基礎部分よりも早く壊れるものです。そうなればフルリノベーションとはいかないまでも、部位ごとに修理や工事が必要になり、その都度細かい出費がかかります。 

設備の寿命は選んだ製品のグレードにもよりますが、電機や水回りの製品であれば10年前後が目安です。

部分リフォームが必要になった時の注意点

フルリノベーションをして生まれ変わった家でも、設備や細かい箇所の部分リフォームは必要になってきます。 

しかし緊急性がないのであれば、すぐに実行に移すのは要注意です。 

たとえばフルリノベーション後、壁紙の1箇所を張り替えたいと思ったとします。しかし張り替えた数年後、親との同居が決まりバリアフリーリフォームをしなくてはならない、なんてケースもあるでしょう。そうなれば壁紙も、体の弱った親のためにシックハウス対策ができているタイプを再び選び直したい、と考えるかもしれません。 

このように、緊急性がない部分リフォームは大きなライフスタイルの変化があるまで待った方が、無駄な出費を減らせます。 

家の寿命が縮む原因

リノベーション後は、設備も含めてなるべく家全体を長持ちさせたいもの。そこで大切なのが、家の寿命を縮ませる原因を知り、あらかじめ対策を練っておくことです。 

下記の「家の寿命を縮ませる原因」となるものを、なるべく生活から排除するようにしましょう。 

原因1. シロアリ

シロアリは木造住宅の寿命を縮める大きな原因の1つ。1度侵食されてしまうと、被害を食い止めるのは素人には困難です。

 

シロアリを予防するためには、屋外に餌となる木材を置かないことや、家の風通しをよくして湿気を溜め込まないことなどが挙げられます。とくにウッドデッキは外にある大きな木材なため、シロアリの足掛かりとなりやすい場所です。

シロアリ避けの塗装メンテナンスを行うこと、もしくはあらかじめ樹脂木のウッドデッキを採用するなどして、対策を練りましょう。 

原因2. 掃除不足

掃除の手が行き届いていないことも、家の寿命を縮めてしまう原因です。とくに水回りは掃除不足のせいで配管が詰まってしまい、漏水に至ることも少なくありません。そうなれば床や天井、壁などにカビや腐食が進んでしまいます。また、配管のつまりは配管自身にもダメージです。 

こまめな掃除を習慣づけ、家をこれらの被害から守るようにしましょう。

原因3. 点検不足

シロアリやカビ・腐食は家の見えない部分で発生していることも少なくありません。素人では判断が難しいため、定期的な点検をプロに依頼するようにしましょう。 

リノベーションをした会社のアフターメンテナンスがあれば活用をし、それだけでは足りない・不安があると考えるのであれば、外部の別の会社に依頼をするのも良い方法です。 

築年数の古い家をリノベーションで生まれ変わらせた事例

G-FLATでは、これまでさまざまな建物のリノベーションを行ってきました。築年数が古い家のリノベーションも、数多くの経験があります。 

設備や基礎部分にもたくさんの意識を向けて、リノベーション後さらに何十年と住めること。なおかつおしゃれで居心地が良い空間であることを大切にし、生まれ変わったステキな住まい。 

そんなお宅をご紹介します。 

戦前から続く家のフルリノベーション

こちらのお宅は避暑地にあり、戦前から使われていたそう。

古さを感じるものの、人をほっとさせる息遣いは今も残されています。そんな癒しをそのままに、現代の暮らしにあった家づくりを新たに実施しました。 

日当たり・風通しが良い空間で、好きな場所で好きな時間を過ごせる。そんな魅力的な家で、これからまだまだ何十年と住み続けることができるよう、リノベーションを行いました。 

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「おばあちゃんの家」を彷彿とさせる家づくり

こちらのお宅は、「おばあちゃんの家」を意識してリノベーションを開始。

引き戸や縁側といった趣のある部分はそのまま残し、それらを活かしながら現代的な暮らしやすさも実現できるプランニングを行いました。

玄関から入った瞬間に、目に飛び込んでくるのは大きな土間。バイクもそのまま家の中に持ち込めるため、愛車を眺めながらのんびり1杯…なんて楽しみ方もできます

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レトロで楽しい空間

築45年のこちらの住まいは、優しいレトロな雰囲気が魅力です。

家具や天井、床に建具…さまざまな場所に豊かな木の気配が息づき、ほっと息を吐ける落ち着きがあります 

懐かしい雰囲気だけでなく、壁やキッチンカウンター周りには板塗装を取り入れるといった個性も、こちらのお宅の特徴です。お子さまの自由な感性で描いた絵が、家を彩るアートとなっています。

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リノベーションで家の寿命を伸ばそう

見た目がステキなだけでなく、家の寿命を延ばして暮らしやすさを向上させるリノベーションプランは、住む人のライフスタイルや予算によって変わるもの。G-FLATは、新築同様に生まれ変わらせるだけでなく使える部分や味のある部分は残す…趣を大切にしながら、家の寿命や予算を考慮したプランニングを得意とする会社です。 

ずっと住み続けたい、と感じる思い入れのある家で理想の暮らしができるよう、G-FLATにお手伝いをさせてください。

 

基礎から知ろう!「中古を買って+リノベーション」勉強会【神戸・明石】

G-FLAT株式会社は、神戸にあるリノベーションのプロ集団です。そんなG-FLATが主催するリノベーションの勉強会に、あなたも参加してみませんか?

リノベーション勉強会の4つの特徴

  1. 「新築」or「中古を買ってリノベ」どっちが自分に合っているのか分かる。
  2. こだわりのお茶菓子を食べながらのアットホームなカフェスタイル
  3. キッズスペースがあり、お子様の参加も大歓迎。
  4. 累積3200組以上の方が参加、沢山の理想の住まいが生まれた人気イベント。

 

こんな方は、ぜひご参加ください!

  • マイホームを探し中だけど新築以外の選択肢を知りたい。
  • 「新築」か「中古を買ってリノベ」かを迷っている。
  • 中古物件を買ってリノベーションしたい。
  • 今の住まいをリノベーションしたい。
  • 親から譲り受けた家をなんとかしたい。
  • まずはリノベーションについて知ってから進めていきたい
  • リノベを前提にした物件探しのポイントを知りたい。
    などなど

**同業者、不動産業者様の参加はご遠慮ください**

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