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寝室は1日の終わりと始まりを過ごす場所。気持ちが落ち着くような、リラックスできる空間であってほしいと願うのではないでしょうか。
しかし実際は
「狭いからベッドを置くだけ」
「どうせ寝るだけだから……」
と、寝室の空間作りはリビングほど力を入れないケースが多いです。
今リノベーションを考えている方は寝室にもこだわりを加えて、理想の空間作りを実現しましょう。
この記事ではリノベーションにおける「落ち着く寝室」にするポイントと事例についてご紹介します。
「寝室が家の中で1番落ち着く場所」と言えるようにするには、寝室の空間作りにおけるポイントを取り入れることが大切です。
リノベーションの際には、寝室のプランニングに次のことを検討してみてください。
素敵で落ち着く寝室作りには、「色」が欠かせません。
色は人の神経や心の状態を左右するもの。カラーセラピーと呼ばれる、色を使って癒しを与える技術もあるほどです。
落ち着ける雰囲気を作るためにも、自分が落ち着く色を取り入れてみましょう。
寝室で人気の色がグリーンです。自然を意識させるグリーンには、人を癒す効果があります。あえて濃いめのグリーンにして部屋全体のトーンを落とし、落ち着いた印象にするのも良いアイデアです。
とはいえ、人によって癒しを感じる色は違うもの。
「落ち着いた色ではなく明るいビタミンカラーに元気をもらいたい」というのであれば、取り入れてみるのも手です。カラフルな色合いはアジアンテイストな寝室を作る際にも、役立ちます。
壁紙の色は空間全体のイメージを左右します。目指す寝室のイメージと好みの色をすり合わせつつ、色のプランニングを行ってみましょう。
リノベーションの際に、寝室に和を求める人も少なくありません。
和室の持つ独特な雰囲気は、私たち日本人の気持ちを不思議と落ち着かせてくれます。
和室に手を加えるのであれば、天井と壁の境目にあり部屋を囲う木材「廻り縁」や建具の上に位置する「長押」など、縁部分に色をつけてアクセントにするのがおすすめ。落ち着きの中におしゃれさを演出できる、人気のプランニングです。
「寝室は寝るだけだから」と狭い部屋や窓のない納戸を寝室として活用する方も少なくありません。しかし落ち着ける寝室作りを目指すのであれば、閉塞感はない方がベターです。
広々とした寝室は開放感が生まれ、リラックスできる印象です。窓の多さも、寝室にありがちな塞ぎ込まれたイメージを払拭します。
広さがなくても、窓のそばにベッドを置くことや木目といった自然の気配を取り入れることで、閉塞感がなくなります。ベッド本体にも温もりがある色味や素材を選ぶことで、落ち着いた雰囲気が増すでしょう。
寝室の閉塞感をなくすのに、室内窓を取り付けるのも有効な手段です。室内窓があることで視界が抜け、広さを感じられます。
落ち着いた寝室作りをするのであれば、照明計画にも注意が必要です。淡く空間を照らす間接照明は、寝室を優しい雰囲気に変えてくれます。
メイン照明ひとつに頼るのではなく、就寝時の光がない空間を彩る照明計画を取り入れてみましょう。
照明計画についてはこちらの記事で詳しく記載しています。寝室の照明についても触れているため、参考にしてみてください。
落ち着ける寝室を作るためには、寝る以外の癒しを組み込むことも大切です。
たとえば、寝室に書斎スペースをプラスしてよりプライベート空間の意識を高めてみたり。
飾り棚を設けて、視覚的に癒し効果をプラスしたりするのもおすすめです。飾り棚は電気を消しても存在が分かるように、間接照明と併用すると良いでしょう。
寝室=寝るだけ、と割り切るとどうしても殺風景な仕上がりになってしまいがちです。寝る空間であるのはもちろんですが、「快適に眠れるために」を意識してみると、寝室に必要な要素が見えてくるのではないでしょうか。
ここからはリノベーションで実現した「落ち着く寝室」の事例についてご紹介します。
どの施主様宅も魅力的な寝室を作り上げており、休日はベッドにこもりきりでいたくなるような部屋ばかりです。
こちらの施主様宅の寝室は淡いグリーンの壁紙が特徴。じつはこちらの壁、施主様ご夫婦が自ら塗装を手がけています。
家具類の木目も似た色合いになるように統一。淡いグリーンとよく合い、ナチュラルで優しい印象の寝室ができあがりました。
はっきりとした青い壁紙に目を引かれるこちらの寝室は、寝具も壁に合わせた色合いです。空間に統一感がありすっきりした印象を与えると共に、色のイメージから「海の中」を連想させる開放的な寝室になりました。
寝室からはウォークインクローゼットに行くこともでき、起きる→朝の身支度がスムーズになる動線もできています。
こちらは古民家リノベーションを行なった施主様宅です。家全体に残る和の雰囲気を大切にしつつ、自分たちらしく手を加えています。
寝室にも和の雰囲気がたっぷり残されており、落ち着く空間が完成しました。窓側の間仕切りにはあえて和紙を貼らない障子戸を採用することで光も確保。優しい日光が部屋に差し込み、寝室の暗さが解消されています。
「落ち着く」と思える寝室を作るには、間取りやレイアウト、インテリア選びに工夫が必要です。加えてその正解は人や建物の立地・状態によって異なるもの。どのような寝室が自分には合っているのか、イメージが浮かびにくいかもしれません。
G-FLAT株式会社では、中古物件探しからリノベーション、家具選びのアドバイスまで家作りを1からお手伝いいたします。寝室を含め、理想の空間を作るのに必要な要素は何か、不明な点があればお気軽にご相談ください。
G-FLAT株式会社は、神戸にあるリノベーションのプロ集団です。そんなG-FLATが主催するリノベーションの勉強会に、あなたも参加してみませんか?
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